朝起きれない原因

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朝起きれない原因

朝起きられない原因、それは起立性調整障害かもしれません。
起立性調整障害はODとも言い、思春期に起こりやすい自律神経機能失調と考えられています。急激な身体発育で自律神経のバランスが崩れることが原因です。起立性調整障害では起立時に血圧が低下し、脳貧血を起こす場合もあれば、血圧に異常を認めないという症例もあります。心理的側面では、他者に気を使う過剰適応な性格である場合が多く、起立性調整障害の約3割が不登校を併発しています。そのため、心身両面からアプローチする診療が必要とされます。
起立性調整障害のメカニズムとしては、起立時の立ちくらみやめまい、長時間起立時の気分不良や冷や汗をイメージすると分かりやすいです。起立すると、重力に従って血液が下半身に移動します。血管内でも血液の重力で血管腔が拡張するため血圧が下がります。通常は交感神経が働き、ノルアドレナリンが分泌されることで血管収縮が起こり、血圧が維持されます。しかし、起立性調整障害の場合は起立直後に活発になるはずの交感神経が働かず、循環血漿流量も少ないことから、血圧が下がった状態が維持されてしまいます。一方、心臓は血圧を維持しようとするため心拍数を増加させ、頻脈を起こします。
小児や思春期に交感神経の活動が低下する原因は特定されていません。一部の専門家は遺伝的傾向により起立性調整障害を引き起こしやすいと指摘しています。体質的に交感神経機能の働きが悪い人が起こしやすいと言えます。